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フリーランスの働き方

フリーランス・副業の最初の仕事の取り方|実績ゼロから3件の受注を目指す方法

実績がないフリーランス・副業初心者が最初の仕事を得るための方法を解説。知人の紹介、クラウドソーシング、SNS発信、エージェントなど受注経路ごとの特徴と、提案文の書き方、実績の作り方を紹介します。

フリーランスや副業を始めたとき、最初の壁になるのが「実績がないから仕事が取れない、仕事が取れないから実績ができない」という状態です。

この壁を越えるコツは、いきなり理想の仕事を狙わず、まず小さな実績を3件つくることです。3件の実績があれば、提案のときに具体的な仕事ぶりを示せるようになり、受注の確率が大きく上がります。この記事では、そのための受注経路と、提案の工夫を解説します。

受注経路ごとの特徴

仕事を得る経路には、主に次のようなものがあります。

受注経路 実績ゼロでの取りやすさ 単価 特徴
知人・前職のつながり 高い 中〜高 信頼があるため受注しやすい。最初の実績づくりに最適
クラウドソーシング 中 低〜中 案件数が多い。競争が激しく、最初は単価が低くなりがち
スキルマーケット(出品型) 中 低〜中 自分のサービスを出品して待つ形。商品の見せ方が重要
SNS・ブログでの発信 低(時間がかかる) 中〜高 発信が蓄積すると、指名での依頼につながる
フリーランスエージェント 低〜中(経験者向けが多い) 高 実務経験が求められることが多い。条件交渉を任せられる

最初の3件は、知人のつながりとクラウドソーシングの組み合わせで狙うのが現実的です。並行して、SNSやブログで発信を始めておくと、半年後、1年後に効いてきます。

ステップ1:提供するサービスを1つに絞る

「何でもやります」では、依頼する側は何を頼めばよいかわかりません。最初に、誰の、どんな困りごとを、何で解決するかを1文で言えるようにしましょう。

あいまいな例 絞り込んだ例
Webライターをしています 中小企業向けに、採用ページの社員インタビュー記事を書きます
デザインができます 個人の飲食店向けに、メニュー表とSNS用画像を制作します
Excelが得意です 小さな会社の売上管理表を、関数で自動集計できる形に作り直します

本業や前職の経験と結びついたサービスにすると、実績がなくても「この分野に詳しい人」として信頼されやすくなります。

ステップ2:見本(ポートフォリオ)を作る

実績がない段階でも、見本は作れます。依頼されたと仮定して、サンプルの記事、デザイン、Excelファイルなどを2〜3点作り、ポートフォリオとしてまとめましょう。

  • 架空の店舗や会社を想定して作る(実在の会社の名前やロゴは使わない)
  • 何を意図して、どう工夫したかを短く説明する
  • オンラインで見られる形(PDF、ポートフォリオサイトなど)にしておく

ステップ3:知人・前職のつながりに声をかける

最初の1件は、知人や前職のつながりから得られることが多いものです。「こういうサービスを始めた」と、具体的な内容を添えて伝えてみましょう。

その際は、勤務先と競合しないこと、前職の顧客を不当に引き抜かないことに注意してください。副業の場合は、勤務先の副業ルールも確認しておきましょう。

ステップ4:クラウドソーシングで提案する

クラウドソーシングで受注するには、提案文の質が重要です。多くの提案文は「頑張ります」「よろしくお願いします」で終わっていますが、依頼者が知りたいのは、この人に頼めば自分の困りごとが解決するかです。

提案文には、次の要素を入れると効果的です。

  1. 依頼内容の理解:依頼文を読んで理解した課題を、自分の言葉で1〜2文で書く
  2. 進め方の提案:どのように進めるか、具体的な手順や工夫を書く
  3. 関連する経験・見本:本業の経験や、ポートフォリオのリンクを示す
  4. 条件:納期、修正の回数、連絡の頻度などを明確にする
  5. 質問:依頼内容で確認したい点があれば、1つ質問する

募集文をよく読み、その依頼者のためだけに書いた提案文は、それだけで目立ちます。

ステップ5:最初の3件を「次につなげる」

最初の仕事は、報酬額よりも次につながる実績にすることを優先します。

  • 納期を守り、期待以上の丁寧さで納品する
  • 納品後に、感想や評価をお願いする
  • 実績としてポートフォリオに載せてよいか、許可を取る
  • 継続や追加の依頼がないか、さりげなく確認する

ただし、極端に安い報酬で受け続けるのは避けましょう。最初の数件で実績ができたら、単価を見直していくことが大切です。値決めの考え方はフリーランスの単価・料金の決め方で解説しています。

受ける前に条件を確かめる

報酬や業務内容があいまいな案件、仕事を始める前に支払いを求められる案件は避けましょう。悪質な話の見分け方は会社員が副業を始める前に確認すべき5つのこと、発注者に義務づけられている取引条件の明示などはフリーランス法のポイントで解説しています。

まとめ

  1. 提供するサービスを「誰の、何の困りごとを解決するか」で1つに絞る
  2. 見本を2〜3点作り、ポートフォリオにまとめる
  3. 知人・前職のつながりと、クラウドソーシングで最初の3件を狙う
  4. 提案文は、依頼者の課題の理解と進め方を具体的に書く
  5. 最初の仕事を丁寧に仕上げ、評価と実績につなげる

実績が3件になると、仕事の取りやすさは確実に変わります。焦らず、一件ずつ積み重ねていきましょう。

まはろBizPioneer 運営者・編集責任者

約11年にわたり、大手から中堅・中小企業まで事業戦略とマーケティングの支援に携わってきました。現在は個人や中小企業の支援に軸足を移し、自分の力で稼ぐための実務的な情報を発信しています。

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