ふと思いました。
自分が仕事をしている環境にいくら掛けてるのかな、と。
筆者の場合は、ライターやクリエイティブ作業は個人事業、コンサルティング・ストラテジストやサービス運営は会社で請負、という事業分散をしているので、それぞれの環境を構築する必要があります。
ライターはハッキリ言って何でもいい。
もはやWebにすら繋げない時はポメラを使って軽い機材で書いている時もあります。
クリエイティブ関係はバナー作成とかロゴとかはiPad一台で完結。
UIとかUXのデザインはどこまで何をやるのかによりますが、figmaとAffinityで完結するので、そこまでスペックが良い環境は使わないです。
会社で請負う案件。
これは重い。
機械学習だけでなく、深層や強化までローカルで行い、最近流行りのLLMをローカルで少ないパラメータで作って実証する事もしばしば。
その上でプレゼンも多いし、同時に開くタスクも相当なので、中々にハイスペックなPCやタブレットを利用しています。
ソフトウェアも高い。。。
ここで考えてて思ったのです。
最近はChromebookとかは2万出せば買える。
それで一ヶ月新規で仕事を取ってやってみたらいくらくらい稼げるのかなぁ。
で、実践してみました。
ASUSの2万のChromebookでライター仕事を新規で取っていくらいくのか。
以下、実証した内容であります。
目次
まず購入したデバイス、ASUSのChromebookで何をどこまで出来るかを考えてみました。
1、ブラウザ上のテキスト編集: Google DocsやMicrosoft Word Onlineなどのオンラインテキストエディタを使用して文章を作成・編集
2、メールの管理: Gmailなどのウェブベースのメールクライアントを使用してメールを送受信
3、ウェブ調査: ブラウザを使用してインターネット上で調査を行うこと
4、ブログ投稿: ウェブベースのブログプラットフォームを使用してブログ記事を作成・投稿で
5、クラウドストレージ: Google DriveやDropboxなどのクラウドストレージサービスを使用してドキュメントを保存・共有
6、テキストエディタ: ブラウザで動作するテキストエディタやコードエディタを使用して、基本的なプログラミングやコーディング作業も可能
GPTに聞いたらこんな回答が来ました。
おおよそこんなところですよね。
デメリットとしては、オフラインでの作業ができないこと、でしたが、その点も最近のGoogleサービスの向上でオフライン作業も一部可能になってきています。
記事のアウトラインや納品をスプレッドシートやGoogleDocsで行う場合は非常にやりやすいです。
Colaboratoryなどを活用すればDriveに入れたデータなどを分析・統計・学習モデル生成などは低スペックPCでも可能なので、小遣い稼ぎにしていたライター仕事はほぼほぼカバー出来ます。
他にも簡単なクリエイティブなどならCanvaを使えばこなせるかなという印象です。
安いWindowsはすぐにサポートも切れたりそもそものスペックがローカル作業をメインに設計されている事から、低スペックでも仕事をこなせるという部分ではChromebookの圧勝です。
次にこの環境でこなせる仕事を獲得する必要があります。
筆者はライター作業に絞りました。
それもそこまで調査やアウトライン設計までやらなくていい、もはやただのキュレーション記事じゃんか、というような案件を探して応募しました。
普段はほとんど使わないのですが、既存のクライアント案件をこなすのも何だかなと思いまして、クラウドワークスを使って今回は新規で仕事を取ってみました。
単価は安いですが、環境も安いので一ヶ月でペイするくらいは稼げるでしょうと。
パラパラっとクラウドワークスのページをライターで絞って見てみると、こんなに単価が安いのかと驚きました。
アカウントは持っていたものの使う機会などほとんど無かったので衝撃です。
文字単価0.1円とかザラにあるものなのですね。
ただこれで買ったPC分くらいはペイしてやろうと思っているので、とりあえずポートフォリオを書いて応募しまくりました。
誰でも書けるような内容ばかりでやりごたえも無さそうですし、何より適当な無料のLLMにアウトライン突っ込んだら記事はすぐ出来るなと思うような内容ばかりです。
20件ほど応募したところで半数の10件で案件確定したので、その10件をまず手始めにこなしてみました。
文字単価、平均0.2円・・・・
1時間で全部書き終えて納品、次の案件ないか確認してどんどん深掘りをして次の案件獲得を10件のうち3件から頂き、それらも含めて計2時間で15件の案件を捌き、約5500円の売上です。
普段の仕事ならクライアントを切るレベルですが、今回はChromebookでどれくらい出来るかの検証みたいなものなので、まぁやむなしというところでしょう。
これで月5万くらいが稼げれば単価が安くても捌き方で安い環境でお小遣いくらいは稼げる事が実証されます。
と言っても、すでに2時間で5500円。
この時点で、案件さえあれば1人日で5万くらいはいくかなと採算を立てていました。
クラウドワークス以外にもライターや在宅仕事を見つけるのにこういったサイトもあるようです!
筆者ももう少し時間が取れれば登録してやってみようかと思います。
(会社もやってるから絶賛忙殺されている年始・・・)
本業と会社経営のタスクが重たすぎるのですが、何とかこなしながらこのお小遣い稼げもこなしていきます。
言うてPC代の2万を稼いだのは開始当日。
目標?にしていた5万はやっぱり三日も掛からずでした。
肝心の作業感ですが、何も問題なし。
Wordで納品希望のクライアントもGoogleDocsからWordでエクスポートして完了。
クライアント探しもクラウドワークスを活用してみた関係からか、何も問題なく終わり。
これならお小遣い稼ぎをしたいサラリーマンの方や主婦、学生さんなどでも実践可能ですね。
作業効率の向上で普段から使っているLLMを活用しまくったというのは時間短縮の要因ですが、普通に何も使わずに自分でゼロから書いても倍の時間も掛からないのかなと思います。
それくらい簡単な案件が転がっています。
ただ、クラウドワークスの手数料には気をつけたほうがいいですね。
高い!!!
高すぎる!!!!
本業ではやっぱり使えないなと思った次第です。
Chromebookの可能性は相当なものだと思ったので、今回のライター案件の作業詳細は次の記事に書くとして、ライター以外の案件もやってみようかなと思いました。
Web制作もLP作るくらいなら何も作業環境に苛立つ事もなく実践できるかなと。
今後はこのシリーズを続々やってみようと思います。
PCで仕事をする、副業をする事を検討されている方には安いChromebookで始めてみるのも推奨します!