フリーランスは孤独です。
会話はクライアントとしか原則しないですし、その会話もイチイチWebMtgをするのではなく、SlackやTeamsなどのコラボレーション系のツールで完結するケースも少なくないです。
もちろん事業形態にもよると思うのですが、たまーにいるフリーランスなのに客先常駐の派遣のような働き方をしていたりする場合は、同僚と話をしたりするのでしょう。
ただ、原則は孤独。
ここにブレはないです。
そこで私が実践している孤独解消法をいくつかご紹介してみようと思います。
目次
まず一つ目はシンプルに人がいるところで仕事してみる。
2021年9月現在の今は緊急事態宣言下の地域も多いので難しいですが、よくあるのはカフェ。
メリットは人が沢山いる喧騒の中に身を置いて作業する事で、自宅で一人で作業するよりは孤独感も薄れて社会との接点というのか、人との接点が生まれるのかなと筆者は思います。
デメリットは情報漏洩のリスク一択だと筆者は考えています。
個人情報なりデータを扱う作業、クライアントのサーバーに入って行う作業や決算短信見ながら戦略立ててドキュメント化など、筆者の業務の8割はカフェではできないです。
本来エンジニアとかコーダーのフリーランサーも同じなはずなのですが、皆さん周りから見える環境でソース弄ってたりしますよね。
怖くてあんな事はできません。
筆者はクライアントワークはカフェではできないので、自己完結できる自分で運営しているサービスの事とかこのブログの記事を書いたりしています。
第二にコワーキングスペースを借りる事です。
フリーランスだけでなく在宅ワーカーや場所によっては登記できるのでオフィスを構えている方もいたりと、カフェとは違って不特定多数というより仕事をしに来ているというセグメントは切れる場所です。
メリットはパーティションなども設置されており、場所によりますがWebMtg用の防音室もある場合もあります。
情報漏洩リスクは担保されるかなと筆者は思っています。
あとはコミュニケーション力ある方だと同じ時間帯に使ってる人と仲良くなって仕事をもらえたり渡せたりと、生産的な話もできるケースもあります。
筆者はこれで新規事業コンサルの案件をもらってプロジェクトが終わった今も、クライアントも紹介してくれた方とも良い関係を築いています。
デメリットは金額が高い。
これも場所によります。
高いところは本当に月契約で5万とかザラです。
WeWorkならオフィス借りれる金額帯のところもザラにあります。
その分、駅近とか飲み物飲み放題とか環境が良いとか色々ありますが、正味フリーランスや在宅ワーカーに駅近は関係なかったりと、口出したくなる謳い文句のコワーキングも少なくないです。
筆者が使っているのは、24365ではないものの、7時から23時まで自由に入って使えて、月額4500円なので非常にお得だなぁと思って借りています。
自宅からも徒歩10分以内なので、朝活に散歩ついでにふらっと行って、少し作業するとかはもうルーティン化されてます。
コワーキングスペースを借りる場合は、当たり前な話ですが、自分の目で見て少し体験的に作業させてもらって決めるのが絶対におすすめです。
三つ目のオススメはまさかの公園です。
近所の小さい公園でも良いですが、大型の公園とかだと飲み物もトイレとかの環境も整っていますし、人も穏やかに沢山いるので、マッタリ朗らかホッコリしながら仕事できます。
筆者の場合は、自宅から自転車で20分ほどで大型の公園があるので、そこの池のほとりでマッタリ仕事したりしています。
メリットはお金かからない事です。
もうそのまんま。
情報漏洩のリスクもよほど人が密集している場所に行かない限りは問題ないです。
デメリットは雨。
雨というか天候?
夏の雨は馬の背を分ける、なんて言いますが、この夏に公園でマッタリ作業してたらゲリラ豪雨に襲われるのがほぼデフォルトでした。
ただ、息抜きにもなるし結構オススメです、公園。
最近だと山の中にサテライトオフィスを作ってワーケーションをやり始めた自治体もいますが、そんな事しなくても自宅の近くの公園で作業すればそれはもうワーケーションです。
仕事の仕方や内容にもよりますが、それぞれの業種に適した働く場所というのはあると思います。
絵を描くデザイナーだったらiPadだけでも仕事できる人も少なくないし、情報漏洩もリスクは低いのでカフェで良いと思います。
エンジニアはソース見られて都合悪かったらコワーキングスペースとか。
筆者の場合は、事業がコンサルティング・ストラテジスト・WEB運営・SaaSビジネス運営、とあるので、それぞれに応じた働く場所にする事で気分の切り替えや孤独感解消をしています。
特にコンサルやストラテジストの仕事は孤独との戦いみたいなところもあるので、それらで孤独感が高まってきたらコワーキングに行ってみたり、WEB運営の作業をカフェでやったり。
自身の事業ドメインやリスクマネジメントを考え直せる良い機会だと思って、この「働く場所」というのを考える事で、抱え込みやすい孤独感の解消に繋がると思います。