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【在宅フリーランサーの引越し】経費になるの?ならないの?

【在宅フリーランサーの引越し】経費になるの?ならないの?

オフィスを借りずに在宅で仕事をしているフリーランスは年々増加しています。
そこで筆者も経験があるのが、引越し費用って経費になるのか、という事です。

月々の按分は仕事で家のどれくらいの平米を使ってるかなどで算出しますが、引越しって難しいんですよね、案分出せって言われても。

今回はそんな在宅ワーカーの引越しが経費になるのか、というテーマで書いていきたいと思います。

目次

  1. 引越し資金は経費になるのか
  2. 初期費用も経費になる
  3. まとめ





引越し資金は経費になるのか

結論です。

全額はなりません。
でも事業に関わる部分の費用であれば経費になります。

引越し業者に依頼をして10万円だったとします。
そのうち事業として使うのは三割だとしたら3万円は経費になる、という事です。

これは部屋を借りる際の初期費用なども同じで、初期費用のうち、事業として何割使うかでその分の経費は認められます。

筆者の場合、自宅の寝室と風呂場・洗濯置き場以外はほぼ仕事の物に囲まれているので、計算しても八割くらいになるのですが、按分の上限が六割なので、毎月家賃なども六割経費として計上しています。

初期費用も経費になる

前述の通り、初期費用も経費になります。
その際の計上科目は以下のようになります。

1,「礼金」が20万円未満の場合は、「地代家賃」として経費に計上できる。
※「礼金」が20万円以上の場合、「長期前払費用」という勘定項目で、賃貸する期間または5年間で減価償却になる。

2,「敷金」は、退去時に戻ってくる予定のお金なので、入居時に経費として計上はできない。
※退去をした際、修繕費用で差し引かれた金額があれば「修繕費」としてその金額を経費に計上できる。

3,不動産会社への「仲介手数料」は「支払手数料」として経費に計上できる。

4、「火災保険料」は、「支払保険料」として経費に計上できる。

このように流石に全額は無理ですが、事業用の範囲であれば経費として計上は可能なのです。
筆者はこれを知らずに昨年の引越しの際に、何も計上しておらず、失敗しました。

まとめ

在宅のフリーランスでも、引っ越し代や初期費用も経費に全額は無理ですが、計上できます。
初期費用や引っ越し費用合わせたら何十万もするし、その何割かでも経費にできたらだいぶ助かりますよね。

在宅の場合、ストレスも実は隠れて結構溜まっていくので、そこそこ広い家や部屋数の多い家に住みたい方が多いと思います。
筆者も単身者なのに2LDKに住んでます。
寝室以外は仕事のもので溢れてますが、、、、

どこまでが経費として認められるか迷ったらお近くの税務署に電話して聞いてみると教えてくれますので、是非是非そちらもご参考にしてください。





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